元々お酒が大好きだったのに、妊娠してアルコール飲料が飲めなくなった、まだ授乳しているからアルコールは飲めない、、といった女性は多くいるかと思います。
私も確実にそのうちの一人でした。笑
当時、ノンアルコールのワインについて何がオススメか調べたのですが、意外と、ノンアルコールワインについて書かれている記事やブログなどはそこまで多くなかったので何が良いのか最終的に色々と試すしかありませんでした。
そこで、ワイン大好きな私が妊娠中・授乳中に飲んだノンアルコールワインの中で、おすすめのもの10選を紹介したいと思います。
そもそも、ノンアルコールワインとは?
ノンアルコールワインにも実は種類があるのはご存知ですか?
後からアルコールを抜いたノンアルコールワイン、ブドウなど果実のジュースのノンアルコールワイン、と2種類あるのです。
脱アルコールワイン
これは、通常の方法で作られたワインから、アルコール分を後から除去したものです。
日本では、ノンアルコール飲料について、アルコールを含む量が1%未満の飲料、と定められています。なので、1%未満にアルコールを抑えれば、それは、ノンアルコールワインとなるのです。
ただ、1%未満であれば良いので、0.01〜0.09%のアルコールを含んでいる可能性もあります。
多量を飲み過ぎないように、飲んでもよい量については妊娠中・授乳中の方は医師と相談されるのが良いでしょう。
脱アルコールで製成されたノンアルコールワインは、ワインが元々もつ香り、味わいを感じやすいのではと感じます。
アルコールを生成しないジュースのノンアルコールワイン
ジュースのノンアルコールワインは、元々アルコールを発生させないで製造されたものです。
いわゆるジュースと同様、果汁の風味を楽しめる、アルコールが全く含まれていないノンアルコールワインです。
脱アルコールで作られたノンアルコールワインと比較すると、よりブドウや果実の凝縮感を味わえます。
また、全くアルコールを含んでいないので、子どもでもどなたでも安心して飲むことができるノンアルコールワインとなっています。
おすすめのノンアルコールスパークリングワイン
では、早速まず、おすすめのノンアルコールスパークリングワインを紹介したいと思います。
デュック・ドゥ・モンターニュ(Duc De Montagne)
デュック・ドゥ・モンターニュは、ベルギーのネオブリュ(Neobulles)社で造られている、ノンアルコールスパークリングワインです。
スペインの白ワインブドウ品種でもある、アイレンという品種を100%使用していて、脱アルコールの手法で製造されています。
私がトライさせてもらった感想は下記です。
- 香りスパークリングワインと同じような、青リンゴ、お花の香り、蜂蜜といった複数のアロマを感じることができます。
- 味わいは爽やかな泡を感じつつ、フルーティーな甘さがありますが、お食事にも十分合わせて楽しむことができます。
- 多くのフレンチレストランや、ホテルなどにも置かれているメジャーなノンアルコールのスパークリングワインです。
- ロゼのスパークリングワインもありますので、気分を変えたいとき両方楽しめます。
ヴァンドーム
ヴァンドームも、ベルギーのオリエントドリンク(ORIENT DRINK)という生産者によって製造されたノンアルコールスパークリングワインです。
こちらもスペインのアイレンを100%使用しています。こちらも脱アルコールの手法で製造されています。
- ヴァンドームは、アルコール度数0.0%です。
- 洋梨、メロン、桃や白いお花のような香りを感じます。味わいは、確かな泡を感じながらスッキリとした辛口で、アペリティフにも食事にも合わせることができると思います。
- 200mlと750mlの2種類があるため、1本ボトルを飲むのはな、、と思った際も、200mlで1-2杯を楽しむことができるのも利点です。
- 成城石井にもよく売っているのを見かけます。
ピエールゼロ
ピエールゼロは、南仏のラングドック・ルーションに産地を構えるピエール・シャヴァン(PIERRE CHAVIN)が造るノンアルコールスパークリングワインです。
脱アルコールの手法で製造されており、白ワイン品種のシャルドネ100%で造られています。
- ファビアン・グロス(醸造担当)、マティルド・ブーラサン(マーケティング担当)の二人の男女によって2010年に創設されたワイナリーです。マティルド自身、2回の妊娠・出産のため4年間お酒(アルコール)を飲むことができなかったことから、マタニティを経験している彼女自身のアイディアでこのノンアルコールスパークリングワインが生み出されたとのことです。
- 香りはトロピカルフルーツ、桃、ライチ、お花のアロマで、きめ細やかな泡とバランスの取れた果実味とフルーティーさを感じることができます。
- こちらも750ml、200mlの2種類があります。ロゼもあります。
おすすめのノンアルコールワイン
次に、おすすめのノンアルコールワインを紹介したいと思います。
オピア カベルネソーヴィニヨン
オピアも先ほどのピエール・シャヴァン(PIERRE CHAVIN)が造るノンアルコールワインです。
- オピアのノンアルコールワインは、赤ワイン品種のカベルネソーヴィニヨン100%です。脱アルコールワインということもあり、ブラックベリー、バニラ、クローヴといったアロマを感じつつ、味わいもしっかりとしたタンニンと果実味を感じることができます。
- 食事にも十分合わせて楽しむことができ、特にお肉に合わせていただくとピッタリです。
- 亜硫酸塩や、農薬、保存料は使用されていないオーガニックワインで、低カロリーであることも売りです。
ヴィンテンス シャルドネ
ヴィンテンスは、 先ほどのベルギーのネオブリュ(Neobulles)社が造っているノンアルコールワインです。
- シャルドネ100%で造られているこちらの脱アルコール手法のノンアルコールワインは、レモンなどシトラス系の香りをまといつつもトロピカルフルーツの果実味も感じるアロマです。フルーティーですが、そこまで甘過ぎずに楽しむことができます。よく冷やすことをオススメします。
- こちらも750ml、200mlの2種類があります。
おすすめのジュースのノンアルコールワイン
次に、アルコールを一切生成しない、ノンアルコールのジュースのワインを紹介します。
1688 グラン・ブラン(Grand Blanc)
1688は、フランスのMHdF(メゾン・オノレ・ドゥ・フォーブル)社が造る、ノンアルコールスパークリングワインで、アルコールは一切含まれていません。
- ハラール認証も持つ、最高級ノンアルコールスパークリングワインとも謳われています。原料は、フランス産のブドウで、5ヶ所以上の畑から、5種類以上の異なる年代・異なる品種のブドウを配合して造られているそうです。
- 香りは、洋梨のアロマを感じつつ、味わいはフレッシュな酸と果実味のバランスがうまく取れていて、食事にも合わせることができる内容です。
ケロー アップル スパークリング
ケローは、シードルの醸造所メーカーが造る、本格的な味わいのスパークリングジュースです。
- 加糖は一切されていないため、リンゴ本来の優しい甘さと酸味を感じることができ、食事にも十分合わせて楽しむことができます。
- アップル以外にも、ホワイトグレープ、レッドグレープがあります。私は3本飲んだ中では、アップルが一番自然な甘さとスッキリした味わいで好きでした。
アランミリア
アランミリアは、リヨン郊外に住み果樹園経営を行うアラン・ミリア氏が追究した、品質のこだわっったジュースです。
- 種類は、5種類で、赤グレープジュース(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー)、ロゼのグレープジュース(カベルネ・ソーヴィニヨン)、白グレープジュース(シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン)と幅広いラインアップです。
- 個人的には、スッキリとした甘さのソーヴィニヨンブランがおすすめです。全て本当にブドウ由来の濃厚な甘さと果実を感じることができます。食事と合わせるよりも、そのもの単体でゆっくりと味わうのがおすすめです。氷で割るのも良いかもしれません。
その他番外編
以上は、ノンアルコールワインのおすすめを紹介してきたのですが、食事と合わせてワインを楽しんできた私としては、もう一つ番外編として、スパークリングウォーター(炭酸水)も紹介したいと思います。
バドワ(Badoit)
バドワは、フランスで200年以上歴史のある炭酸水メーカーで、柔らかな微発砲の泡とまろやかなお水の味わいが、食事にも合わせるのに最適な味わいです。
ペリエ
ペリエも、南フランスで誕生した150年以上歴史があります。19世紀後半に、温泉都市からミネラルウォーターと水源から採取した炭酸ガスをボトリングした、スパークリングミネラルウォーターが誕生しました。
バドワに比べて、炭酸は割と強く、良い刺激の泡を感じながら、爽快な喉越しを感じることができます。
まとめ
以上、妊娠中・授乳中にも楽しめる、ノンアルコールワインを紹介してきました!
こちらの記事を参考に、いくつか試していただき、ご自分に合うものが見つかれば幸いです。